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コスト削減とは

「コスト」とはいったい、何を指すのでしょうか?
辞書によると「費用。特に、商品の生産に必要な費用。生産費。原価。」(大辞泉)
とあります。

「コスト」をグーグルで検索いたしますと、ヒット件数は3700万件。
ヤフーで検索いたしますと、ヒット件数は1億8100万件。

コストの問題は、企業の大小や官民を問わず、注目を浴びています。
企業などの組織が活動するためには、必ず必要となるものが「コスト」です。

ではそのなかで、どのようなコストの種類があるのか、
そして、コスト削減の手法について考えてみます。

 

コストの種類

コスト削減に取り組まれる際に、まず思いつかれる事は何でしょうか?
思いつかれることや、目に見えることから始められるのもひとつですが
やみくもに取り組んでも、結果を出すのは難しいと思われます。

まずは、コストの種類や性質を知り、コスト削減に取り組まれてはいかがでしょう。
敵を知り、己を知らば、百戦危うからずです。 まず、敵(コスト)から、知っていきましょう。

次の3つは、掛かるコストの種類を分けたものになります。

「エネルギーコスト」(電気・ガス・水道)
電気代、都市・プロパンガス代、上下水道代等

「オフィスコスト」(営業・企画、事務、管理部門にかかる経費)
通信費、コピー代、家賃、ビルメンテナンス費用等

「オペレーションコスト」(設備投資や新規事業を行った際の、メンテナンスや運営等ランニングにかかる費用)
人件費(パート含む)、物流費、ロス率対策費(不良品、万引き、盗難)等

どれ一つとして、見逃せないコストになります。


固定費と変動費という分類も出来ます。

「固定費」短期間では売上高や操業度の増減と関係なく一定に発生する費用のことです。
役員報酬、固定資産税、支払利息、賃貸料、機械の減価償却費、保険料、正社員給与

「変動費」売上高や操業度によって比例的に増減する費用。
商品の仕入、材料費、外注費、燃料費、荷造運賃(宅配便代など)、車両費、雑給(短期のアルバイト・パートタイマーの給与など)


機会コストと埋没コストというコストもあります。

「機会コスト」
ある事業を実施する時、いくつかの選択肢があった場合に、その1つを選んだときに別の選択肢を選んだことで得られたであろう利益を機会コストといいます。
例えば今まで貸していた社屋を自社で使用する場合など、いままでの家賃分が機会コストになります。
簡単に言えば、「カネや時間は限られた資源であり、何かを選択するということは、何かをあきらめること」です。

「埋没コスト」
すでに発生しており、取消不能なコストのことです。
例えば、かつて建てた工場の建設費用や、使ってしまった開発費などがこれにあたります。
従って、意思決定には関係しないはずなのですが、しばしば心理的な影響があります。
心理的な例では、「大きな設備投資をして新規事業を始めた場合、その事業の失敗が明白でもなかなか撤退に踏み切れない」といったことです。

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コスト削減の手法

コスト削減をする方法のポイントは2点です。
1.会社の中にあるムダなコストを探し出し優先順位をつける。
2.優先順位の高いものからコスト削減に取り組む。

コスト削減の手法は3つあります。
調達改善・運用改善・設備改善です。

「調達改善」契約条件そのものを見直しすることです。
合見積もりが取れるなら、出来るだけたくさんの先から、見積もりを取り価格の最適化をはかります。
エネルギーコスト(水道光熱費)の場合は、契約プランの見直しなどで最適化をはかります。

「運用改善」使用量そのものを見直しすることです。
コピーの紙代、電気や水道使用量など、本当に使わないといけないのか?
もっと(全く)使わないようにすることが可能かまで、突っ込んで改善することがポイントとなります。

「設備改善」設備を設置することによる見直しです
省エネ機器や節約商材・コスト削減サービスなどが上げられます。
ここで重要なのは、初期投資費用の有無・投資回収期間の長短です。

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